ぺだんの日記

日々の出来事や思ったことを色々書いていこうと思います

人望なし⦅20歳69日目⦆

たまには日記らしく、今日の出来事を書こうと思う。出来事があればそれについて書きたいと毎日のように思っているのだが、僕の人生は平坦そのものなのでらなかなか書くほどの事が起こらない。まぁ、僕の自己満で書いてるブログなので、日記だけじゃなくても良いじゃない。そう思ってんならタイトル変えろって話なんだけどね。

本題に入ろう。今回はサークル活動について話す。僕は生協の学生委員会に所属していて、毎週金曜日に活動している。その活動の一環で、「リリパックの回収」を行なっている。

みなさんはリリパックというものをご存知だろうか。リリパックとは、リサイクル可能なプラスチック容器である。弊大学の売店で売られているお弁当はこのトレーが使用されていて、これを回収して然るべきところに郵送すると、リサイクルができて世の中いい感じになるらしい。この容器の回収を、サークル活動として毎週金曜日に行っているのだ。

生協学生委員会という組織は多くの大学に置かれている。みなさんが通っている/通っていた大学でも、この委員会の名のもとに活動する人たちがいるのではないだろうか。生協学生委員会の活動を知ってくれてると、僕もなんだか嬉しいな。

我々は、学生の生活を豊かにするという目的を持って活動している。食堂や売店でイベントを催したり、新入生向けに説明会や交流会を開いたり。イベントの多くは、参加者はもちろん、主催側も楽しく、また側から見ても楽しそうに見えるので、微量のやる気だけを持って入部してくる新入生は多い。

楽しい企画屋さんならそれでよかったのだろうが、我々はそうではない。実は、生協学生委員会大学生協の一組織であり、部活でもサークルでもない。とはいえ、今日の日記冒頭の本題に入った箇所のように、多くの場で便宜的にサークルを自称している。

実態として我々は、サークルや部活よりもお堅い組織であり、お堅くあるべき組織なのだ。でもそうと知らず入ってくる学生も沢山いる。

学生委員会は楽しい企画屋さんではなく、真面目な奉仕屋さんなので、楽しくない活動も存在する。その一つが今回のトークテーマ「リリパックの回収」だ。

5限の始まる16時半に集合し、食堂裏へ行き、集められたリリパックの数を勘定しながら段ボールに詰め、送り状を貼り職員さんに段ボールの郵送を頼み込む。これが回収の一連の作業だ。メインはパックの勘定で、これには人手が要る。今日は600を超えるパックを勘定した。──僕ひとりで。

リリパックの回収への参加は任意だ。5限がある人は来れないし、誰も来なくても僕一人で片付けられることもある。食堂裏に集められるパックの数にはブレがあり、少ない日だと100もない。そういう日は1人でも10分で作業を終えられる。でも、1回生にはできるだけ参加するよう呼びかけている。引き継ぎや活動の把握のためだ。

毎日、誰かしらは来てくれていた。しかし、今日は誰も来なかった。不幸に不幸は重なるもので、今日に限って特別多く集まっていた。諸々の作業を行ない全ての工程を完了した頃には、17時半を過ぎていた。

1回生を面白くない仕事に付き合わせるためには、人望か度胸のどちらかが必要だ。残念ながら、僕には両方なかった。汚れ仕事は先輩後輩など関係なく、僕の仕事になっていた。