ボードゲームとカードゲーム⦅20歳38日目⦆
オセロや将棋のような盤上で戦うゲームをボードゲームという。ボードゲームの多くは頭をよく使うため、僕のような博識ぶりたい人間の恰好の趣味だ。
僕はボードゲームが大好きで、大学でもボードゲームサークルに所属している。外向きの名前が囲碁将棋部なあたり、元々はその筋でやっていたのだろうか。それともボードゲーム部じゃサークルとして認められないのだろうか。いずれにせよ、部長を含めた全員がボードゲーム部に改名したがっているので、来年の春にはボドゲ部を名乗っているだろう。
そんなボドゲ部だが、僕は1つ気になることがある。それが、カードゲームだ。僕はボードゲームが好きでこのサークルに入っているのだが、今の部長さんはどちらかと言うとボードゲームよりもカードゲームの方が好みらしい。ここで言うカードゲームは、トランプやUNOのような簡単なものではなく、キャラクターを扱ってストーリーに合わせてポイントを稼いでいくようなものだ。この手のゲームも卓上で行うものではあるから、広義にはボードゲームに括られる。しかし、僕としてはこれをボードゲームの枠に入れたくない。
僕がボードゲームを好きな理由は、①ルールが簡単で、②それでいて奥が深くて、③運要素が少ない点だ。もちろん全てのボードゲームが3点を満たすわけではないだろうが、カードゲームはこのいずれの点も満たさない。
カードゲームの多くはルールが複雑で、経験者がいないとプレイしにくいものも多い。サマリーや取説と睨めっこしながらのゲームは、正直あまり面白くない。ルールのややこしさに基づいた奥深さは好みではないし、ダイスゲーな点もあまり好みではない。僕はテクニカルなルールなどは別として、もっと純粋に難しいゲームが好みなのだ。
もちろんカードゲームにはカードゲームの面白さもあるので好みだ。