ぺだんの日記

日々の出来事や思ったことを色々書いていこうと思います

【mission complete】両親に彼女を紹介⦅20歳85日目⦆

今日は選挙の日。住民票を実家に残したまま下宿をしている都合で、滋賀に住処を構えながらも、投票のために実家・京都へ帰ることとなった。

僕とお付き合いをしている彼女は、金曜夜から静岡まで帰り、昨日9日に期日前投票を済ましたようだ。彼女も僕同様、住民票を実家に置いたまま下宿をしているのだ。どんな言い訳を使ったかは知らないが、実家でゆっくりして行きなさいと諭す母を退いて、今日の午後には滋賀まで帰ってきた。

早起きできずに10時過ぎにに起きた僕は、風呂に入った後の11時半ごろ、朝昼兼用のご飯を食べていた。すると突然インターホンがピーンポーンと鳴った。こんな時間に来客とは一体と不思議に思ったが、ドアを開けてびっくり。外には彼女が立っていた。てっきり今日の正午あたりにこっちに帰ってくるもんだと思っていたので、驚きつつもどうぞどうぞと家に入ってもらった。

話を聞くに、こちらまでは新幹線を使って10時ごろには到着していたらしい。僕が起きるより早く滋賀に来ていたのか。彼女の行動が早いのか、僕の寝起きが遅いのか。きっと前者に違いない。

彼女が早く帰ってきた理由は京都観光だった。彼女は近畿の人間ではないので、近くの有名な観光スポットに積極的に行こうとする。伏見稲荷清水寺は、19まで京都に住んでいた僕も行ったことのない観光地だったりするが、彼女はどちらも行っている。なんなら伏見稲荷は複数回訪れている。僕より彼女の方が京都に詳しいんじゃなかろうか。

そんなこんなで、選挙で京都に帰る僕に彼女は着いてきた。今日の彼女は観光地を回る気はそこまで高くないようで、大都市の大きいショッピング施設をウロチョロしながら財布を探していたようだ。結局いいのは見つからなかったらしい。

その間僕は散髪をしていた。下宿先の床屋をまだ探索できていないので、京都に帰ったタイミングで、いつもお世話になっているところに駆け寄って、「いつもの」と言って切ってもらう。前回に帰った春休みから3ヶ月ほど期間が空いて伸び切った髪の毛たちを京都に散らかしてから、実家に帰った。

床屋に寄ったあと、直接実家に帰ったわけではなかった。実家の近くにあるイオンに立ち寄り、彼女と合流した。店の大きさに圧倒されていた彼女の様子が可愛らしくて仕方がなかった。僕はよく通っていた本屋さんを紹介しつつ、案内して回った。

彼女は既にぐるっと一周回っていたらしいので、書店を案内して雑貨屋さんを1つ覗いてすぐ、イオンを後にした。外に出てしまっては、次に行く場所はひとつ。実家である。僕は彼女の手を引いて実家に帰った。

家族には「彼女を連れてくる」なんて言っていなかった。うちの家族は僕に彼女なんてできるはずがないと思っている節があるので言わなかった。また、僕は他人に自分の話をしたがらないタチなので、小っ恥ずかしい話題を自分から出すはずもなかった。

実家の鍵を持っているので、いつもなら鍵を開けてずけずけと入る。気心知れた両親が相手なので家に入ってからただいまの挨拶でも遅くない。しかし、今日はそうすることができなかった。彼女を勝手に室内に入れるわけにはいかなかったからである。

というわけで、人生ではじめて自分の家のインターホンを実用的に使った。緊張でガチガチの彼女はインターホンのカメラに映らまいと、横にずれたところでガチガチに固まっていた。

ドアが開いて出てきた母さんにただいまというより先に一言。

"彼女連れてきた"

めちゃくちゃ驚いていた母さんだったが、すぐ我に返って、どうぞどうぞと僕たちを招き入れた。パンイチの父さんも家の中にいたが、人の気配を感じて急いでズボンを履いたらしい。彼女の目にパンツ一丁の50代後半にもなる成人男性が映ることはなかった。

 

この後は自己紹介をして、晩御飯を一緒に食べたりいろいろあった。妹と彼女の対面だとか、食後の運動に行ったボウリングで過去最高点を叩き出したとか。まぁいろいろあるのだが、長くなってしまったので続きは明日書く。20歳85日目の日記を85日中に出せなかった。また、1日の日記を2日に分けて書くことも反省。