ぺだんの日記

日々の出来事や思ったことを色々書いていこうと思います

自分の自分語りについて⦅20歳40日目⦆

昨日、僕ごときが人様の時間を奪ってはならないということを日記に書いたのだが、そこから少し派生して、自分の話をすることについて書こうと思う。

いわゆる自分語りというヤツは、話し手としては自分の経験を共感してほしいので、気持ちよく長々としてしまいがちなのだが、残念なことに、特殊な場合を除いて、微塵も面白くない。話の内容がどれほど突飛で奇天烈でも、聞き手が話し手に興味がない限りはたまらなくつまらない話に思われがちだと僕は思う。

そもそもだが、突飛であったり奇天烈であったらまだしも、そうでない自分語りを延々とする人もいる。おそらくこう言った話をする人の周りには、話し手に興味関心のある人がいるので成立していることが多い。これは僕の友達を見ても明らかで、話し手と聞き手のバランスが良い場合には、内容のないエピソードでもラリーが続いている。聞き手の功績で薄いお話が会話として成立する場合もあるが、この状況は僕にはない。なぜなら僕に興味を示す価値がなく、当然のことながら僕に興味を示す人もいない。だから、僕が自分語りをする際には、少なくとも、相当なインパクトがあるか相手を感心させるような話でないといけない。

さて、当たり前のことを確認するようだが、その辺に転がっているような大学生の僕に面白くおしゃべりする技術が備わっているわけがないので、当然内容で勝負する必要がある。しかし、タネも仕掛けもない大学生である僕は、誰しもが想像できるような人生しか歩んできていないので、突飛で奇天烈なお話が一つもできない。そういうわけで、平凡な人間の代名詞と呼ばれても納得せざるを得ない僕は、自分語りをするべきでないし、できない。

うっかり自分語りを挟んでしまった時は必死に話題を変えるが、大抵の場合そんなことなくても聞き手が自分語りをしてくる。僕の面白くない話は誰かの面白い自分語りで上書きすべきと周りも理解しているのだ。