ぺだんの日記

日々の出来事や思ったことを色々書いていこうと思います

粉チーズ⦅20歳58日目⦆

最近、粉チーズを買った。何に使おうとか特に考えて買ったわけではない。料理をしようとスマホでレシピを調べていると、頻繁に要求されるのだ。粉チーズがなかったを理由に作るのを諦めた料理がいくつもある。このままでは作る料理に幅が出ないと思い、買った。

買ったのは5月のいつだったか。もう1ヶ月は過ぎている。それなのに、粉チーズを全く使っていない。今まで通りに生活していれば使う機会なんて無限にあるはずなのに、最近は専ら、粉チーズが必要なレシピに出くわさない。買った途端にこの仕打ち。勿体ないったりゃありゃしない。

使い道がないと嘆いていても、コイツの消費期限が先延ばしにはできず。11月21日までに使い切らないといけない。コイツの内容量は80グラム。ピザ用チーズだとお得用800グラムとかで売られているので、それに比べたら随分と少ないようにも感じるが、1回あたりの使用量も多くないのでどうだろう。

粉チーズを使うメニューを見かけなくなったのは、僕の家庭科力が上がったからだという説がある。長くなるが以下に説明しよう。

下宿を始めて日が浅いうちは、やるべき家事がピンと来ていなかった。炊いたごはんを長時間おいておくと、ごはんが乾燥でカピカピになるのではないかという思いから、予めごはんを炊いて保存するのが怖かった。また、同じ理由で一度に大量に炊くのも怖かった。これらの恐怖から、炊飯器にごはんが常備されていないことが当然だった。ご飯を炊くのは決まって料理を始めるタイミング。炊く量は1度に1食分。このおかげで、ごはんを無駄にすることはなかったが、著しく空腹の時には、ごはんを炊く1時間が耐えられず、いつもパスタやうどんに助けを求めていた。

しばらくして、家事に慣れ、料理にも慣れた。1食に食べる量を把握し、1日分を一気に炊くようになった。緊急用に使用していた麺たちは次第に食べなくなり、その結果として、チーズの要求も減った。

以上より、粉チーズを使わなくなったのは、僕の家庭科力が向上したからだ。買った具材を上手に使いきれない程度の家庭科力でありながら、家庭科力が爆上がりしたという結論を得た。なんじゃこりゃ。

さて、今晩は何を作ろうか。幸いにも炊飯器は空っぽで、スパゲティは買ってある。こうなっちゃあ、今晩は粉チーズを使うっきゃねぇなぁ!

ということで、今日はパスタを湯がくつもりだ。美味しくできたらツイートしよう。してなかったらお察しください。

ちなみに、炊飯器が空なのは、さっき晩御飯を食べたときになくなったからであって、当然、炊き忘れではない。僕の家庭科力をナメるでないぞ。晩御飯は既に食べたわけだが、もう1回食べたっていいじゃない。僕の人生では、晩御飯を2回食べてはいけないという縛りプレイを導入していない。くうぞーっ!