ぺだんの日記

日々の出来事や思ったことを色々書いていこうと思います

西暦について⦅20歳59日目⦆

西暦を覚えられなくなったのは、東京オリンピックのせいだろう。

皆さんは今が西暦何年か把握していますか?僕はと聞かれると怪しいと答える。西暦を覚えようとしても、一向に覚えられない。これは僕の記憶力がないからなのか。

覚えられないとしても書類に書かされる機会はあるので、頑張って覚えておこうと小学生の時に心に決めた。といっても覚悟さえすれば暗記できるようになるのかって言えば当然そんなわけない。覚えられないものを覚えるには何か工夫が必要なのだ。

そこで僕が暗記のために用いた手段がオリンピックだった。

オリンピックは戦争のような例外から目を逸らせば4年に1回、さらにありがたいことに4の倍数の年に夏季五輪が開かれる。オリンピックの年は西暦4の倍数で、そこまで絞れさえすれば後は、今が2016年なのか2020年なのかそれとも2024年なのかを常識的に判断する。流石に2024はまだだろうと考えつつ周囲の様子を伺いながら、書面に2020と書く。そうやって西暦を把握してきた。

オリンピックのない年でも、去年開かれた気がしていたら西暦(4n+1)年、来年開かれる気がしたり、次の五輪開催地に関するニュースやクイズを目にするようになったら(4n-1)年と判断できる。さらに、オリンピックには冬ver.もあるため、(4n+2)年もオリンピックからわかるのだ。オリンピックは西暦に疎い僕のために開催されていると見てまず間違い無いだろう。

問題は2020年。皆さんがご存知の通り、この年はオリンピックが開催されなかった。2021年の夏に延期したのだ。

今や日常の一部のフリしているマスクをそうさせた諸悪の根源、コロナがこの年に流行りだしたのだ。注射なんてもの、母子手帳に書く分には全部打ち終わっていたし、今後は受験とかその他大きなイベントのある年にインフルエンザ対策に打つくらいだろうと思っていたのに、気がついたらもう2回も余分に打っている。そろそろ3回目も打たなきゃいけない。嫌いなんだよなぁ、針。

話が独り歩きし始めたので、手綱を引っ張って閑話休題。コロナのせいでオリンピックがズレたのだ。これのせいで、僕の中で西暦の基準となっていたものが崩壊した。

聞き慣れたTokyo2020が2021に開催された。僕の中で2020年と2021年が乳化して頭の中に記憶として染み込んだ。今が2022年だというのも、言われれば当然だしピンともからのだが、今西暦何年でしょうクイズを出されても他の人ほど即答できない。

2022年初頭に北京五輪があったではないかと言われそうだが、開催が東京五輪から半年ほどしか経過してなかったせいで、今まで感じていた2年に1回の特別感がなく、熱中して見ることもなかった。おかげで記憶にはあまり残っていない。

全てはTokyo2021のせいだ。コロナ許すまじ。