ぺだんの日記

日々の出来事や思ったことを色々書いていこうと思います

1バツ⦅20歳79日目⦆

これを書いているのは、20歳80日目の僕です。

今まで1度も忘れることなく、毎日続けてくることができた日記ですが、遂に逃しました。

昨日をよく振り返ってみても、日記を書く余裕は見当たりません。書き逃しても仕方のない1日だったように思えます。朝からしっかりと振り返っていきましょう。

目覚めの悪い朝でした。前日22時半に寝たにもかかわらず、3時5時7時と目を覚ましました。17時間寝込んだ土曜日ですら疲れが取りきれなかったことから察していた通り、やはり体調が優れないのだと確信した朝となりました。

1限はなかったのですが起き上がれず、2限が始まるギリギリになるまでベッドの上で死んでいました。10時を回り、長針に煽られて家を飛び出しました。もちろん朝ご飯は食べていませんでしたが、食べる気力がないことを考えると大した問題ではありませんでした。

2限は数学のテストを受けました。結果は惨敗でした。優れない体がテスト勉強に身を投じられるはずもないのです。そんな言い訳が脳内に響き渡りました。テストが終わって食堂でご飯を食べている間、頭の中では必修でないから落としても問題ないと唱え続けていました。

昼休みにはサークルの集まりがありました。不健康そのものの身体とテストで擦り切れた最悪の精神状態で臨みました。余裕のない僕はよく見る顔に機械的に挨拶をして席につきました。今思い返すと、えらく無愛想だったに違いありません。いや、元から愛想は良くないので、普段と相違なかったかもしれませんね。いつも通り無愛想だったように思えます。

集まりではいくつかの決め事が行われましたが、僕は主体的に参加しませんでした。自分の体調が原因ですが、参加できなかったと言うのは言い訳がましい気がします。土日で体調を戻せなかったのは僕ですから。結局は集まりに居合わせた大人2人がてきぱきと決め事を消化していきました。

3限目からはずっと実習が行われました。昼休み中に作業着に着替えて工場で待機しなければなりませんでしたから、非常に忙しい休み時間になりました。休み時間の名は相応しくないとこれほど強く思ったのは、後にも先にもこの時くらいでしょう。

あぁ、そういえば昼休みに引っかかったことがありました。今日の集まりなのですが、皆で集まる日程を決める際に「3限目からは実習なので長居できない」と言っていた人がいました。集まりがお開きになった後、その人はてっきりすぐさま教室を出ていくものかとばかり思っていましたが、僕よりも教室でゆっくりしていましてね。僕の方が先に教室を後にしたほどです。彼の発言はなんだったのでしょう。不思議な気持ちになりました。

そういえば、彼が集まりに顔を出したのは集合時間を過ぎてからでしたね。彼は時間の使い方が良くないのでしょうか。しっかり者に見える彼が時間にルーズかといえば、決してそうではないと思うのですが。彼のあれは、一体何だったのでしょう。

さて、僕の話に戻りましょう。13時10分に始まった実習は17時過ぎまで行われました。立ちっぱなしの作業でしたし、何よりも待ち時間が非常に長かったため、足が異様に疲れました。作業待ちの間もほとんど椅子に座れていません。疲れを溜めるにはいい授業です。

大学の学食で晩御飯を済まし、家に着いたのは19時手前。彼女の家に着いたのが19時半を過ぎたくらいでした。30分以上ものブランクがありますが、この時間何をしていたのか全く記憶にありません。ベッドに座って、スマホすらせず、どこを見るでもなく、知らない間に時間だけが過ぎていました。そしてある瞬間にふと思い返したようにして、彼女の家まで足を動かし始めました。

彼女に遅いと叱られましたが、なぜ遅くなったのかは僕にもわかりませんでした。今も、ただ疲れていることしかわかっていません。