ぺだんの日記

日々の出来事や思ったことを色々書いていこうと思います

はじめてのけんけつ⦅20歳56日目⦆

昨晩は日付を跨ぐまでに眠りについたので、10時間は寝たことになる。朝ご飯を食べたのは13時半。もはや昼ごはんである。ありえんほどにのんびりしていた。これほどまでにダラけていては、他の人に睡眠時間と昼ごはんの時間を聞かれた時には、恥ずかしさで死んでしまうだろう。

ダラけすぎている自覚はあったので、15時前に買い物へと出かけた。外に出て仕舞えばだらだらせずに過ごせるだろうという算段だ。これで、時間にルーズな自分とはおさらばだ。

15時から17時までは雨予報だったので、降る前に帰ろうとも思ったのだが、スーパーへ向かう途中で雨が降り始めてしまった。本降りに降られながら帰るほど急ぐ必要もなかったので、2時間ほどウィンドウショッピングでもして、時間を潰して帰ろうということにした。

いつもなら本屋で時間を潰す。しかし、今日の僕は違った。今日の僕はいつもに増して、今日をいい日にしたかったのかもしれない。何を思ったか、たまたま目に止まった献血に参加した。

実は、僕は自分の血液型を知らない。多くの人は生まれる時に調べられる。遅くても小学校に上がるまでには自分の血液型を知っている人が大多数だ。けれど僕は、なぜか、少数サイドだった。学校では血液型占いの話で盛り上がることもあるが、僕は自分の血液型を知らないので、その輪に入れたことがない。また、血液型を知らないので、何型がどんな性格なのかも把握していない。血液型を知らないと、血液型に関する情報に対する関心が湧かないのだ。まぁ、これは逆なのかもしれないが。

献血をすれば血液型を教えてもらえるという常識は僕にも辛うじて備わっていた。今思えば、血液型が知りたくて献血をしたのかもしれない。いずれの理由にしても、僕は今日、はじめての献血をしてきた。

献血は意外にも時間がかかった。血を抜かれて終わりだと思っていたが、血を抜くまでが長かった。はじめてということもあって、名前や住所を紙に記入したり、色々なアンケートに答えさせられた。直近でワクチンを打ちましたか、不特定多数と性行為をしましたか、などだ。思っていたよりも厳重に、健康な血を集めているようだった。日本赤十字社の株がグッと上がった。

アンケートにはこのようなものもあった。

  1. 今朝までは何時間寝ましたか。
  2. 昼食は何時にとりましたか。

オイオイやめてくれ。午前中のオレに踏み入るんじゃないよ。せっかく有意義な時間を過ごそうとしてるのに、自分のダメな部分を掘り起こすんじゃない。僕は恥ずかしさで血の気がひいた。今から血を抜かれるってのに、抜かれる前に貧血を起こすかと思ったよ。貰ったリンゴジュースで回復回復っと。

とまぁこんな感じで、無事献血できた。