ぺだんの日記

日々の出来事や思ったことを色々書いていこうと思います

親友21歳の誕生日⦅20歳70日目⦆

僕がこの日記を書きはじめたのも、誕生日の日からだった。20歳という節目の年を迎え、何か新しいことを始めてみたいと思ったのがきっかけだった。具体的なことはまた別の日に話そうと思っているので、今は深掘りしないでおこう。今日書きたい内容は、友達の誕生日のことだからだ。

彼の誕生日が6月25日だと知ったのは数週間ほど前だった。LINEが誕生日の近い人を自動でピックアップしてくれる機能のおかげで知り、そのタイミングで、誕生日は彼を祝おうと決めた。

彼とはよく食べに行く仲だったので、彼の誕生日も何か食べに行こうということを彼に提案した。僕は人にサプライズやプレゼントをするのが苦手なタチなので、正面切って何が食べたいかをLINEで問うた。彼は焼肉と答えたので、近くの牛角でお誕生日おめでとうパーティ的なものが開かれることとなった。

パーティといっても、大人数を呼ぶようなものではない。彼と僕の他にもう1人いるだけだった。少人数を寂しいと捉える人もいるだろうが、あいにく僕が呼べる人はこれだけだった。彼が不満を感じていたら申し訳ないとつくづく思う。

僕と誕生日の彼ともう一人の女子で構成されたこの3人組が、僕たちのイツメンだった。この他に人を呼んでも(悪くはないだろうが)いなくてもいいななどと思ってしまいかねないので、この3人で誕生日を祝い祝われたのがbetterなのかも知れない。

牛角は初めて入った。大学に比較的近く、自転車通学の人が多いことを考えるとアクセスも悪くない。いくつかのサークルでは、ここの牛角を打ち上げの第一候補にセッティングしていたりもする。

みんながあったことあるが僕はない店の存在は、どことなく引け目を感じる。そんな理由から、牛角はいつか絶対に行きたい店の一つだった。彼の誕生日会として行くのに僕の都合を通すのも褒められた所業ではないが、僕はこの店を提案した。

待ち合わせの18時半に牛角へ行った時にはもう彼は着いていた。夕暮れまで僕と彼女は予定が入っていたので到着時間が予定時刻と同時だった。本会の主役でもないこちらの都合をいくつも彼に通している感じがして、本当に申し訳ない。

店に入って店員さんに空き状況を尋ねると、17時半まで時間を潰してくれと言われてしまった。実に1時間である。予約をすべきだったと気づいたのはこの時だった。つまり手遅れというわけだ。

空いていないというなら仕方のないことといえばそうなので、コンビニやスーパーを徘徊しながら時間を潰した。この後焼肉を食べることが確定していたので、時間やジュースを買う事ができず、ただただ本当に徘徊していた。しかしそれも45分を過ぎると流石に空腹も限界を迎えた。僕たちは3個入り風船ガムを買い、時間が来るまでずっと噛んでいた。なぜよりにもよって満腹中枢が刺激されやすいガムを買ってしまったのだろう。この謎を解明すべく、我々はアマゾンの奥地へと向かった──。

とまぁそんな感じで時間を潰し、19時半の5分前に焼肉屋へと帰ってきた。お腹を空かせて死にそうな我々を20分待たせたのちの19時45分。遂に席に着くことができた。

4500の食べ放題コース×3を注文し、僕たちは肉を焼き続けた。乾杯も忘れて、必死に肉を食らった。燃え上がる真ん中の炎のように、勢いよく肉とご飯を食べたが、50分で箸は止まった。

明日は水しか飲まないだろう。